心揺さぶる詩
授業で習った詩で、凄く気に入ったものがあったので、それを書き記しておこうと思う。読んだ瞬間に凄く切なくなった。綺麗な綺麗な詩。こんな詩を書けるようになったらいいのにな〜。
「林で書いた詩」 伊藤 整(いとうひとし) 昭和12年出版第二詩集『冬夜』より
  やつぱりこの事だけは言はずに行かう。
  今のままのあなたを生かして
  寂しければ目に浮かべてゐよう。
  あなたは落葉松(からまつ)の緑の美しい故郷での
  日々の生活の中に
  夢みたいな私のことは
  刺のやうに心から抜いて棄てるだらう。
  私の言葉などは
  若さの言はせた間違ひに過ぎないと極め(きめ)てしまふだらう。
  何時か皆人が忘れたころ私は故郷へ帰り
  閑古鳥のよく聞える
  落葉松の林のはづれに家を建てよう。
  草薮に蓋はれて 見えなくなるやうな家を。
  そして李(すもも)が白く咲き崩れる村道を歩いて
  思ひ出を拾ひ集め
  
  それを古風な更紗(さらさ)のやうにつぎ合はせて
  一つの物語にしよう。
  すべてが遅すぎるその時になつたら私も落ちついて
  きれぎれな色あせた物語りを書き残さう。
どうすか!?これ。(笑)涙が出そうなくらい切ないですよね・・・。(こっからは私のイメージですが)告げることもできずに、静かに胸に秘めてしまった想い。でも、最後には新しい恋をしよう、って前を向く。言わないで終わってしまうけど、その切ない思いが、「やつぱりこの事だけは言はずに行かう」って一行にあらわれてますよね・・・。うわ〜〜〜、やっぱ綺麗だわさ〜〜〜♪(笑)いっぺんに気に入ってしまいましたvv
 今日は前々から仲間内で「制服デー」として、高校や中学校の時の制服を着て授業に出る、ということになっていました(苦笑)ので、私も制服は着ませんでしたが、それっぽく見えるような服装で学校へ。(苦笑)みんなセーラーやブレザー・・・学ラン(爆笑)。先生ポカ〜ンとしとりました(当然ですが)。 クリームには、あんまり呆れられて、「愛想が尽きた」とまで言われてしまいました・・・(号泣)。悪ふざけがすぎたか??(^^;)ん〜、結構楽しかったんですけどねえ・・・(凹)でもでも、ちょっとごたごたあって、喧嘩も起こりかけたし、あんまりいい雰囲気では終わらなかったです。残念。
  まあ、多分もうこの企画はやらんでしょう(笑)。・・・・っちゅ〜ことで、見捨てないでクリ〜ムぅ〜〜〜(TT)(願)